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市民参加・協働のまちづくり
●社団法人日本経営協会(NOMA)の協力講師として、山梨県職員研修所で「県民とのパートナーシップを考える(協働の事例を中心に)」という研修を行う機会があり、甲府市を訪れた。山梨県では、2003年11月に「NPOとの協働を推進するための基本方針」を策定し、NPOと企業と行政の連携・協働の推進に取り組んでいる。今回の研修には、山梨県30名、甲府市3名、南アルプス市1名、小淵沢町2名の計36名の職員の皆さんが参加された。 やまなしNPO情報ネットホームページ NPOとの協働について ●せっかく甲府市を訪れたことでもあり、2004年10月5日(火)の夕方、甲府駅南口から徒歩10分に立地する、山梨県ボランティア・NPOセンターを見学・取材した。取材にあたっては、都留市まちづくり・市民活動支援センター非常勤研究員であった(その後、故郷の青森に転居された)柳沢拓哉さんに、コーディネートをしていただいた。 ●「山梨県ボランティア・NPOセンター」は、1978年に山梨県社会福祉協議会が設置主体となって開設した、「山梨県ボランティアセンター」が前身である。2003年12月、そこにNPOの活動をサポートする機器や機能を整備した「NPOひろば」が開設されたのを機に、現在のように改称された。 ●センターの管理運営や事業は、スタッフ8 名(常勤・非常勤)のほか、県教育委員会や民間企業からの派遣研修員2 名、大学生・社会人のインターンシップ実習者やボランティアスタッフも携わっている。受付にはスタッフ全員の氏名と顔写真が掲載された紹介プレートが掲示され、担当業務が公表されているほか、協会の役員やセンターと協会の事業、収支予算・決算の状況が公開されている冊子も配布されている。 ●センターの事業は、ボランティア・NPO活動の普及・活性化・支援全般にわたっており、センター(施設)の管理はもちろん、センター(事業)の運営として、情報収集・提供事業(啓発広報事業)、教育・人材育成事業(養成訓練事業)、コーディネート事業(相談斡旋事業)、調査研究・提案事業(調査研究事業)、ネットワーク事業(連絡調整事業)などを行っている。 ●情報面の特徴は、ボランティア・NPOの情報発信の場として県内330箇所に設置されている掲示板「ボランティア・NPOボード」の運営業務のほか、この10月1日からは市民活動に関するポータルサイト「やまなしNPO情報ネット」も開設され、NPOひろばに整備されている通信・事務機器などとともに、多くの人たちに活用されている。 ●また、掲示板やポータルサイトなど、バーチャルコミュニティの整備を図る一方、センター使用団体の連絡・交流や親睦を兼ねた行事の開催やNPO関係者の懇談会を定期的に持ち、キーパーソンの顔が見える関係づくりを通じた団体同士の情報・知識・情報・経験の共有、様々なパターンの協働や地域づくりのパートナー探しができるよう、ネットワークづくりにも努めている。 ●山梨県全域という広い範囲がカバーエリアであるため、県内の市町村にあるサポートセンター(行政、社会福祉協議会のボランティアセンター、まちづくり市民活動センターなど)や分野別公共施設(国際交流、青少年育成)などについて、従来のような縦割りの目的を超えた、横断的な連絡・連携強化による「ネットワーク型支援センター」の形成を提唱し、「ボランティアコーディネート機能を結ぶネットワーク会議」の開催も呼びかけている。 ●全国的に見て、NPOの活動が地域社会に浸透せず、社会変革性のないサークル的な活動になってしまっていたり、市民活動団体とは言い難いNPO法人が目立ってきたりしている現状がある。 ●最後に、施設内を案内していただいた。 (東京ランポスタッフ・庄嶋 孝広) ※ この記事は、取材先からの、詳細に及ぶ大幅な校正をいただきました。 |
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