東京都用途地域等の見直しの簡単な解説 2002.7.22

東京ランポ


 東京都では、平成16年度決定を目途に、用途地域等の見直しを行います。用途地域等の原案は区市町が策定するため、7月22日付で、東京都から各区市町に対して、「用途地域等に関する指定方針及び指定基準」が出され、原案策定依頼が行われました。
 今回の用途地域等の見直しは、平成13年10月に出された東京都の都市ビジョンである「東京の新しい都市づくりビジョン」及び、平成14年3月に東京都都市計画審議会が答申した「東京における土地利用に関する基本方針について」に基づいて行われます。また、今国会で成立した建築基準法一部改正の内容も、反映されていきます。
 従来、用途地域等の見直しに気を留めている市民はほとんどいなかったと聞きますが、今回は、国、都の「都市再生」の掛け声のなかでの用途地域等の見直しになります。都市環境が変わりやすい時期になっていますので、ご自分のお住まいになっている、またはお仕事をされている地域の、今後の変化が気になる方は、各区市町の担当課に、原案策定のスケジュールとプロセスを問い合わせください。不動産、建設業者などから用途地域の「緩和」を求める声は出やすいそうですが、「現状を維持したい」という声は普通出てきません。必要があれば、周囲の方々と語らって、「現状維持」の希望を出さなくてはならないと思います。



都市計画分科会トップページへ