031. 東京都が申請した都市再生緊急整備地域
   2002年6月11日 東京都


都市再生緊急整備地域ごとの地域整備方針の案の内容となるべき事項

地域名称

整備の目標

都市開発事業を通じて増進すべき都市機能

公共施設その他の公益的施設の整備に関する基本的事項 ※

緊急かつ重点的な市街地の整備の推進に関し必要な事項

東京駅・有楽町駅周辺地域
(約 320ha)

Aゾーン(大手町、丸の内、有楽町)
◆業務機能の高度化や多様な都市機能集積による世界的なビジネス・交流拠点の形成
◆多機能な魅力を備えたにぎわいや回遊性のある都市空間の形成
◆歴史と文化を生かしたうるおいと風格ある街並みの形成

@我が国の代表的なビジネス拠点にふさわしい高次の業務機能の強化
A業務機能を支え、アメニティを高める商業・文化・交流・滞在機能等の強化
B空港とも直結する交通拠点機能の強化

◆東京駅周辺:丸の内・八重洲両駅駅前広場及び地下広場の拡充・整備、東西自由通路の整備、歩行者空間の充実、都営浅草線東京駅接着の検討、補助124号線の整備
◆有楽町駅周辺:駅前広場、周辺街路、歩行者専用道路等の整備
◆行幸通り、仲通り等のうるおいと風格ある景観整備
◆敷地内空地のネットワーク化等により安全・快適な歩行者空間を確保
◆開発に併せた地下駐車場のネットワーク化を検討

◆東京駅赤レンガ駅舎の保存・復元や日本橋川の再生など歴史的建造物や歴史的景観を生かしたプロジェクトの促進を図る
◆建築物の壁面の位置や高さを整え地域全体のまとまりのあるスカイラインや風格ある街並みの形成など地域の将来市街地像の実現に資するプロジェクトを促進
◆必要に応じ集約的な用途の配置や容積の配分を適正に行うことにより、地区内の適切な機能配置を図る

Bゾーン(日本橋、八重洲、銀座)
◆業務・商業機能と居住機能等が適切に調和した魅力ある都心複合機能集積地を形成
◆歴史と文化を生かしたうるおいと風格ある街並みの形成
◆中央通りを中心として魅力とにぎわいにあふれた国際的な商業・観光拠点を形成

@老朽建築物の機能更新や市街地の再編整備等により業務・商業機能等の高度化を促進
A建築物の低層階における商業・文化・交流機能等の導入による商業集積の強化
B業務・商業機能との調和に配慮しつつ都心における居住機能の回復を促進

◆都営浅草線東京駅接着など空港アクセス強化の早期実現について検討
◆首都高速道路の更新にあわせた日本橋川の水辺の再生の検討
◆中央通り等の魅力ある街並み景観の整備
◆建築物の機能更新等に併せて安全で快適な歩行者空間を確保
◆開発に併せた駐車場や荷さばき場の集約的な整備を検討

◆歴史的建造物の保存・復元や日本橋川の再生など、うるおいのある都市空間の形成に資するプロジェクトを促進
◆建築物の壁面の位置や高さを整えることにより道路沿道の一体的なスカイラインや魅力ある商業空間の形成など地域の将来市街地像の実現に資するプロジェクトを促進

秋葉原・神田地域
(約 160ha)

◆秋葉原駅周辺において電気街と連携する世界的IT関連産業拠点を形成
◆建築物の更新や市街地の再編整備等により都心の都市機能とも連携する多様な魅力を持ったにぎわいのある安全で快適な複合市街地を形成

@IT関連産業など新しい産業機能の導入及びこれと連携する商業・業務・交流機能の強化
Aつくば線の整備に併せた交通拠点機能の強化
B大学の集積を生かした教育・文化・交流機能の充実
C利便性の高い職住近接の居住機能の強化
D神田川や日本橋川の水辺の環境を生かした都市空間のアメニティ向上

◆公共交通:つくば線の整備
◆秋葉原駅周辺:駅前整備、周辺街路、駐車場の整備、東西自由通路をはじめ駅を中心とする歩行者ネットワークの整備の検討

◆歴史と文化を伝える街並みや文教環境を生かしたプロジェクトを促進

東京臨海地域
(約 1,010ha)

Aゾーン(晴海、豊洲、有明北、有明南、台場、青海、東雲)
◆大規模な土地利用転換により、職・住・学・遊の多様な魅力を備えた国際的な情報発信拠点を形成
◆陸・海・空の卓越した交通条件を生かし首都圏を支える新たな機能を備えた先導的拠点を形成
◆水辺の環境を生かしたアミューズメント、文化・商業などの機能を導入し、都市観光にも資するバランスのとれた魅力的な複合市街地を形成

@大学や国際研究交流大学村などとも連携する次世代型の産業・業務・情報機能等の導入
A港湾機能や優れた空港アクセスなどを生かす首都圏の物流・交通拠点機能の強化
B魅力とにぎわいを創出する文化、交流、商業、アミューズメント機能の導入
C都心との近接性や水辺環境を生かした居住機能の導入
D首都圏の災害に対応する防災拠点機能の確保

◆幹線街路:首都高速道路晴海線、環状2号線(汐留〜国道357号線)、放射34号線及び放射34号線支線1(勝鬨橋〜国道357号線)、補助315号線、国道357号線(東京港トンネル)、補助200号線の整備
◆公共交通:新交通ゆりかもめの整備(有明〜豊洲)
◆中長期的に民間の開発状況等を勘案しつつ需要に応じた交通基盤の整備を検討
◆その他:有明の丘防災拠点の整備、築地市場の豊洲移転、防潮護岸の整備、隅田川のスーパー堤防の整備、水上交通ネットワークの検討
◆水際の遊歩道や歩道状空地等の確保による親水性のある歩行者ネットワークを形成
◆開発に併せた道路整備により地域内道路網の強化を図る

◆大規模な土地利用の転換にあたり、公共・公益施設の整備状況とバランスのとれた計画的な開発を誘導するとともに、居住機能の配置に伴い必要となる教育・福祉等の生活関連公共施設の整備方法を検討
◆計画的なまちづくりに配慮しつつ、暫定的な土地利用に対する柔軟な対応の促進

Bゾーン(佃、月島、勝どき、豊海、湊、入船、新富、明石町、築地)
◆個性を生かしたまちづくりと計画的大規模開発による機能更新の促進
◆都心を支える居住機能を強化し魅力的な複合市街地を形成

@都心と臨海副都心にはさまれる立地条件と水辺の環境を生かした職住近接の居住機能の強化
A魅力とにぎわいを創出する業務・商業・文化・交流機能等の複合的な都市機能を強化

◆良好な街並みの形成、防災性の向上、住・商・工が調和した魅力ある市街地の形成など地域の将来市街地像の実現に資するプロジェクトを促進
◆密集市街地の整備に当たっては、従前居住者の生活再建、周辺市街地の都市環境やまちづくりとの調和などに十分に配慮したプロジェクトを促進

環状二号線周辺
新橋・虎ノ門・赤坂・六本木等地域
(約 590ha)

◆中央官庁街や大使館等に近接する国際性豊かな交流ゾーンの形成
◆居住機能を含む多様な機能を備えたうるおいとにぎわいにあふれた複合市街地の形成

@良質な住環境を備えた居住機能のほか、業務・商業・文化・交流等の多様な機能を誘導
A開発に併せたオープンスペースの確保により緑豊かなうるおいのある都市空間を形成
B新橋駅、浜松町駅周辺の交通結節機能の強化

◆幹線街路:環状2号線(虎ノ門〜新橋〜汐留)、環状3号線、補助4号線の整備
◆公共交通:東京モノレール浜松町駅の改良
◆開発に併せた道路整備により地域内道路網の強化を図る

◆環状3号線と補助4号線にはさまれた区域(補助2号線の西側)並びに赤坂地区・六本木地区における良好な住環境を備えた地域については、環境の確保に配慮したプロジェクトを促進

新宿駅周辺地域
(約 220ha)

◆東京駅周辺などとともに高度な業務機能を担うビジネス拠点の形成
◆商業、文化、娯楽施設等の集積による多様な魅力を備えた回遊性のある観光・交流拠点の形成

@商業・業務機能の充実・強化と魅力ある都市空間の整備
A駅周辺の歩行者交通機能の改善・強化
B幹線道路や都市高速鉄道13号線の整備にあわせた業務・商業・文化・交流・居住機能等の複合的な都市機能強化
C密集市街地における防災性の向上と居住機能をはじめとする良好な複合市街地形成

◆幹線街路:放射6号線、環状5の1号線、国道20号線の整備
◆公共交通:都市高速鉄道13号線の整備
◆新宿駅周辺:東西自由通路整備の検討、駅付近街路10号線の整備、地下駐車場整備の検討
◆地下道、地下街を含めた駅周辺の歩行者ネットワークの強化
◆開発に併せた道路整備により地域内道路網の強化を図る

◆建築物の機能更新等に当たっては、街並みの形成など魅力的な都市空間の創出に配慮したプロジェクトを促進
◆密集市街地の整備に当たっては、従前居住者の生活再建、周辺市街地の都市環境やまちづくりとの調和などに十分に配慮したプロジェクトを促進

環状四号線沿道富久地区
(約 10ha)

◆幹線道路の整備による都心部の交通機能の向上と沿道土地利用の促進
◆虫食い地の集約化等による土地の有効利用と市街地の安全性の向上

@環状4号線の整備による交通機能の向上と沿道における良好な街並みの形成
A都心居住の推進と幹線道路沿道における複合市街地形成

◆幹線街路:環状4号線の整備
◆開発に併せた地域内道路網の強化を図る

◆従前居住者の生活再建、周辺市街地の都市環境やまちづくりとの調和などに十分に配慮したプロジェクトを促進

大崎駅周辺地域
(約 60ha)

◆東京のものづくり産業をリードする新産業・業務拠点の形成
◆計画的な土地利用転換、既成市街地の再構築により、魅力とにぎわいのある都市空間を形成

@研究開発型産業を核とする業務・商業・文化・交流・居住などの複合的機能を導入
Aりんかい線の整備に併せた交通拠点機能の強化
B目黒川の水辺環境を生かしたうるおいとにぎわいのある都市空間の創出

◆公共交通:りんかい線の整備
◆大崎駅周辺:機能的な交通広場の整備、東西自由通路を含む歩行者ネットワークの整備
◆開発併せた道路整備により地域内道路網の強化を図る

◆多様な事業主体による段階的開発が円滑かつ調和を保って進められるよう、十分な事業間調整を実施
◆密集市街地の整備に当たっては、従前居住者の生活再建、周辺市街地の都市環境やまちづくりとの調和などに十分に配慮したプロジェクトを促進

 ※ 「公共施設その他の公益的施設の整備に関する基本的事項」については、公共による整備のほか、民間開発を活用して整備するものを含む


資料目録