013. 21世紀国土交通のグランドデザイン(概要)
国土交通省(案の提示) 2001年6月29日


1.策定の基本的な考え方
<直面する課題>
・ 公共事業の不透明性、非効率性、分野別配分の硬直性など国民の批判
・ 各地方ブロックの国際競争力も近年低下
・ 日本経済の長期的停滞による、国民の経済社会の先行きに対する閉塞感

<具体的戦略> 〜 『21世紀国土交通のグランドデザイン』の公表 〜
(1) 計画や事業に関する現行の制度・手法・財源を前提とした、 国土交通のグランドデザイン(案)を提示 (平成13年6月29日)
 国土交通の将来像(案)
  ・ 主要な政策課題と長期目標(アウトカム指標など)を設定
 国土交通のビジュアル・マップ(案)
  ・ 地方ブロックごとの「10年後の姿」など、21世紀初頭の国土の骨格や交通体系の具体的な姿を整備効果も含め明示

(2) 所管公共事業の徹底的な見直しと改革を推進 既に計画されている事業についても、聖域なき検討の対象とし、どの事業に重点化すべきか、何を優先すべきか、計画通り貫徹すべきかについて、国民的議論を行い、共通の認識を形成地方懇談会などの場を通じ、地方が主体となって、国際競争力を有する自立した圏域を形成するため、県益を超えた広域的な観点からの議論を重視

(3) 平成13年度末を目途に、『21世紀国土交通のグランドデザイン <2001年度版(仮称)>』を作成・公表


2.『21世紀国土交通のグランドデザイン』策定の概要
(1)『21世紀国土交通のグランドデザイン』策定の趣旨
   国土交通省としては、4省庁の統合のメリットを活かし、創造的で活力のある21世紀の国土の具体的な姿をわかりやすい形で示すとともにもに、「改革なくして進歩なし」との考え方に立って、より透明で重点的・効率的な所管事業の計画・実施に向けた公共事業の不断の改革に取組む。

(2) 『21世紀国土交通のグランドデザイン(案)』の内容
  ・ 現行の政策課題・政策目標を整理体系化した『国土交通の将来像』
  ・ 『国土交通の将来像(案)』
  ・『国土交通のビジュアル・マップ(案)』

(3) 『21世紀国土交通のグランドデザイン』策定の進め方
 イ) 一般国民の方々を対象にしたパブリック・インボルブメント(PI)
 ロ) 国土交通地方懇談会等での意見集約

(4) 『21世紀国土交通のグランドデザイン<2001年度版(仮称)>』の策定
   13年度末を目途に、『21世紀国土交通のグランドデザイン<2001年度版(仮


3.『21世紀国土交通のグランドデザイン(案)』の内容
【1】構成
(1)『国土交通の将来像(案)』
(2)『国土交通のビジュアル・マップ(案)』
【2】内容
<1>『国土交通の将来像(案)』
  「国土交通省の使命、目標、仕事の進め方」(平成13年1月)に示された5つの目標を実現するために必要な政策課題を設定
 <国土交通行政の5つの目標>
  1) 自立した個人の生き生きとした暮らしの実現
  2) 競争力のある経済社会の維持・発展
  3) 安全の確保
  4) 美しく良好な環境の保全と創造
  5) 多様性のある地域の形成

<2>『国土交通のビジュアル・マップ(案)』
(1) 『国土交通のビジュアル・マップ(案)』の特色
 1) 各地方ブロック単位(全国10区分)で作成(3大都市圏の都市中心エリアの拡大マップも作成)
 2) 主要事業の整備見通し、重要性がわかるよう、できる限り完成見通し、整備効果を記載
 3) 国土交通地方懇談会の議論を踏まえ、国土交通省が地方公共団体・経済界と連携し作成
(2) 『国土交通のビジュアル・マップ(案)』の構成
 1) ○○地方の概要(総括)
  2)のマップに関する総括的な説明として、地域の動向、課題、地域の目指すべき方向、重点プロジェクトなどを記載
 2) 21世紀初頭における国土交通の姿(マップ)
 国土交通省として重点的に取り組み、概ね10年後に完成を図るべき事業(完成予定事業)を記載。
 3)整備効果に関する資料(参考)
  2)のマップに記載されている事業(概ね10年後の姿)が実現した時の主たる整備効果について整理
 4) 政策課題別主要プロジェクト表(参考)
  『国土交通の将来像(案)』で整理した、国土交通行政の5つの目標ごとの政策課題別に、各地方において実施すべき主要なプロジェクトを体系的に整理


U 「国土交通の将来像」(案)
 目標1 自立した個人の生き生きとした暮らしの実現
   人々が自由で自発的な活動を行い、それぞれのライフスタイル、ライフステージを生き生きと安心して暮らせる社会の実現を目指す。
  政策課題1−1  多様で快適な生活圏・居住環境の形成
  政策課題1−2  魅力と活力に満ちた都市づくり
  政策課題1−3  住宅から交通機関、まちなかまで連続したバリアフリー社会の形成
  政策課題1−4  良質で安全な水の安定的な利用の確保
 目標2 競争力のある経済社会の維持・発展
  政策課題2−1  国際的な競争力を高めるための基盤整備
  政策課題2−2  利便性、効率性の高い国内交通体系の形成
  政策課題2−3  高度な情報通信体系の形成
 目標3 安全の確保
  政策課題3−1  災害に強い安全な国土づくり・交通体系の整備・まちづくりの推進
  政策課題3−2  交通安全対策の推進
 目標4 美しく良好な環境の保全と創造
  政策課題4−1  地球環境の保全
  政策課題4−2  大気、騒音等に係る生活環境の改善
  政策課題4−3  美しく良好な自然環境の保全、創造
  政策課題4−4  循環型社会の形成
 目標5 多様性のある地域の形成
  政策課題5−1  国際・国内観光の振興
  政策課題5−2  地域間の交流・連携の促進


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