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| 法定外公共物に関わる世田谷区議会の質疑 世田谷区2000年予算特別委員会(自民党世田谷区議会議員団HPより) ● 質問者・宍戸教男議員 ◆ (宍戸委員) それでは、最後の質問ですが、昨年も質問させていただきましたけれども、この四月から法定外公共物が区に移譲されるということで、譲与事務がスタートされるわけでございますが、今、体制の整備や作業計画の作成など取り組まれていると聞いております。この四月からどのような体制で取り組むつもりなのか、お伺いします。 ◎ (岡沢建設・住宅部長) 里道ですとか水路ですとか、いわゆる法定外公共物の譲与ですけれども、今やっております準備の中で考えられますのは、登記所からの公図などの調査収集、それから財産に関する資料、関係機関からの資料収集、整理、膨大な事務量となるために、これはやっぱり人海戦術で取り組む必要があるというふうな考えに立っております。そのために、総合支所の街づくり部と建設・住宅部が協力いたしまして、人員を出し合って建設・住宅部土木管理課内に国有地の移管担当の二つの係を設置いたしまして、当面九人の体制で集中的に事務を行うことにしてまいります。 最近、建設省から示されたガイドラインにおきましては、平成十二年度ないし十三年度早期にモデル地区を選定して譲与申請を行って、その中から問題点を洗い出してみなさいと。それからもう一つ、法定公共物である区道について──今の区道ですけれども、五年間の中で底地財産の譲与申請手続を完了しなさいと。それからさらに、世田谷区は二十三区の中で法定外公共物等の一番多いところでございますので、効率的な運用を図ってほしい、そのような強い申し入れを受けております。 当初の指導よりかなりきつい内容になっておりますので、この四月からスタートする中で、進行管理を十分に行って期限内に完了することを見据えながら、組織強化など柔軟に対応してまいります。 ◆ (宍戸委員) 今お話しのように、法定外公共物は、道路や水路として機能している財産が対象であるというお話ですが、学校や公園などの公共施設の敷地内にも法定外公共物が数多く含まれていると思います。これらの財産についても譲与を受けられるのかどうか、お伺いします。 ◎ (大久保土木管理課長) 委員ご指摘のとおり、相当量の国有財産が学校、公園などの公共施設内に存在していると考えております。譲与の対象になるのはその機能があるものに限られておりますが、この機能あるなしの判断に関しましては、区の判断が最大限尊重されることとなっております。このことから、現在ある道路や水路の機能判断だけでなく、将来区が必要とする判断を加えて、学校及び公園などの公共施設内の法定外公共物につきましても、譲与を受ける方向で対応してまいりたいと考えております。 なお、区が将来的に必要とするなどの判断は、全庁的に調整の上、行ってまいりたいと考えております。 ◆ (宍戸委員) 譲与移管を受けた後は、その所有権を取得することによる財産管理が重要になると思います。どのように取り組むつもりか、お伺いします。 ◎ (大久保土木管理課長) 国有財産の譲与移管を受けた場所につきましては、どのように取り組むのかということですが、世田谷区が財産管理の事務を行うことになります。その事務といたしましては、一つ、土地 境界確定申請の受理並びにその境界確定事務を区が実施することになります。二つ目、土地境界図の閲覧、土地境界証明事務も区が実施いたします。三つ目、財産譲与後に訴訟提起があったものは、区が訴訟担当自治体であり、区が対応をすることとなります。四つ目、財産つけかえに関する事務や土地の払い下げ事務なども区が行います。 以上のようなことから、膨大な事務量に対応していかなければならない、それから区民サービスの一層の向上を図ることを考慮することから、財産管理の取り組みにつきましては、全庁的な課題として今後検討してまいりたいと考えております。 ◆(宍戸委員) 今お話がございました大変な事務量になると思います。世田谷区は、二十三区の中でも法定外公共物の整理が大変おくれていると聞いております。地道な仕事ではありますが、都市基盤整備の基礎となる大切な業務でございます。関係所管には全力で取り組んでいただきたいとお願いして、自民党の質問を終わらせていただきます。 以上 |