(9)活動分野にこだわらない財源開発を

他の分野の財源も積極的に活用する

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NPOが財源開発をしていくときに、注意しないといけないのは、「活動分野」という考えにしばられないようにするということです。

よくあるのは、福祉のNPOなら福祉分野の助成金だけを探したり、福祉に関心ある企業だけに寄付のお願いにいったりすることです。

これは、自ら財源開発の機会を狭めているだけです。

たとえば、福祉のNPOでも、海外の福祉NPOと交流してネットワークを作っていくという事業をつくれば、国際交流関係の助成金を申請することができます。外務省からの補助金なども検討できるようになります。

障害者にとってバリアフリーなまちづくりをどうするか研究したいとすれば、まちづくり関係の助成金や自治体の補助金なども財源開発の対象となります。また、建設や建築コンサルタントといった企業などに協力や寄付の依頼をしてもいいでしょう。

まちづくりをテーマに障害者団体とまち作り団体が協力して、セミナーやシンポジウムを開いて、地域の人から参加費をとるということも可能です。

財源を探すときは、決して分野にとらわれないことです。財源のニーズをチェックし、そのニーズとNPOの目的やノウハウを重ね合わせて、何か新しい事業や製品が企画できないかと考えるようにしましょう。 福祉活動が国際交流やスポーツに、芸術がまちづくりや子どもの健全育成に、医療が消費者保護に貢献していける。それがNPOの世界なのです。

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