(3)事業開発の方法(1)

目的指向性と財源指向性からのリストアップ

スライド・トップに戻る | 前へ | 次へ

ここでは、事業ミックスモデルに発展していくための事業開発の方法を紹介します。

NPOの事業開発は、まず、「何をどうしたい」という目的からスタートします。たとえば「地域の子どもがいじめで苦しまないようにしたい」といった目的を持っているとします。

次に、この目的を達成するためには、どのような活動が必要かを検討することになります。たとえば、「いじめられている子どものための電話相談活動」「悩みを話せる居場所づくり」「いじめから身を守るセミナー」「いじめを予防するための親子塾」「いじめの実態を調査して学校などに改善を申し入れる」などといった活動です。そして、そのような活動から、(1)自分たちが活用できるノウハウは何か、実施可能で成果を上げられる活動は何かなどという自己診断、(2)社会の状況や子どもたちのニーズからみて重要性が高い活動はどれかという環境診断を行い、中核となる活動を選択します。これが、目的指向性からの選択ということです。

さらに、先にリストアップされた活動から、中核となる活動と一緒にすればさらに効果のあがりそうな活動(相乗効果の見込める活動)をもう一度リストアップします。そして、その中から、財源が探せそうで、資金を得ることが見込めそうな活動を選択するという作業をします。これが財源指向性からの活動選択というわけです。

後で述べますが、実際には、財源は活動を展開していく中で見つかっていくことが多いものです。しかし、財源を探す努力は最初から欠かすわけにはいかないのです。

スライド・トップに戻る | 前へ | 次へ