(9)会費・寄附金集めのポイント

まずは信用をつくることから

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会費や寄附金は集まらないとよく言われます。また、「日本には寄付の文化がない」とも言われています。会員や寄附金を集める手法は、まだまだ未開拓なのが現状です。それでも、会員や寄附金集めに成功している団体も少なからずあります。そのような団体はどのような方法を用いているのでしょうか。参考になるノウハウを紹介します。

まず、NPOが会員や寄付者が集まらない最大の要因は、そのNPOに信用がないということにあります。会費や寄附金を出しても、効果があげれそうもない。どこにお金が消えるかわからない。多くの人がNPOにそのような疑念を抱いています。会員や寄附金集めの基本は、「信用をつくる」ことです。そして、信用をつくるにはいろいろな方法があります。会の代表に信用がある人になってもらう。会員に知り合いの人を勧誘してもらう。マスコミなどへ紹介されることで知名度を高めたり、評価を得る。成果を見える形で報告する。会のイベントや成果を体験する機会を提供する、など団体の活動に合った信用づくりを試みて下さい。

会費や寄付金の持つ価値を明確にするという方法も有効です。会員や寄付者は、自らの行為になんらかの価値を認めることを望んでいます。たとえば、海外の医療協力の活動で、「3千円の寄付があれば、○人の子どもに予防接種ができ、子どもの死亡率を年間で○%減らせます」とか謳っている寄附金集めのキャンペーンを見かけますが、これは寄付金の価値を示しているわけです。

寄付者や会員の名声に寄与するという方法もあります。会報や、成果としてできた建物などに、寄付者の名前を載せたりするのはこの一つのやり方です。このような手法を組み合わせて、会員や寄附金集めをするという工夫が必要です。

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