(3)目的追求を考えた事業開発をする

目的への貢献という視点から優先順位をつける

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NPOの事業開発に「財源指向」の考え方が必要だとはいっても、収入の見込める事業ばかり追求していて、本来達成しなければならない目的が置き去りにされては何のためにNPOを経営しているのか分かりません。目的の追求を考えた活動を計画し、実施していくことが重要であることは言うまでもないことです。

ここでは、目的を達成するためにより効果があるかどうかという視点から事業開発をしていくことを「目的指向の事業開発」と呼ぶことにします。

ただ、目的指向といっても、通常は、目的を達成するために必要となる活動は、実に多様にあるということを押さえておく必要があります。

たとえば、ある地域の自然を守りたいといっても、そのための活動として、その地域の自然の現状調査、自然を守るための政策提言、その地域の自然を知ってもらうためのセミナーや体験学習の開催、開発反対のデモなど、実にさまざまな活動が考えられます。

どの活動が、今必要とされているのか。どの活動が将来重要となるのか。どの活動がより効果があるのか。そのような視点から、活動に優先順位をつけていくことが重要です。

それと同時に、目的指向の事業のうち、財源が見つかりそうな事業とそうでない事業を分けておく必要があります。また、財源指向の事業をいくつか企画したとすると、その事業の中での目的への貢献性もきちんと把握しておく必要があります。当然、目的への貢献性が高い事業に優先順位をつけて、その事業から取り組んでいくことができるようにするためです。

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