NPOの収入を構成する「資金の種類」(ここでは「資金」と呼びます)は8つあります。それは、会費、寄付金、本来事業からの対価、非本来事業からの対価、助成金、補助金、借入金(つまり借金です)、金利等です。
会費は、会員からの定期的な納入金です。ただし、会費にもいろいろな性格があります。とりわけ、資金ということで分けると3つの種類があります。一つ目は、団体の構成員(NPO法人の場合は「社員」)からの会費です。二つ目は、賛助会員やサポーターからの会費で、寄付金的な要素が強いもの。3つ目は、ニュースレターの購読会員や施設などの利用会員といった会員が払う会費で、なんらかのサービスやモノの対価となっている会費です。この三つ目の会費は、正確には会費収入というよりは、対価による収入と分類すべきものです。寄付金は、見返りをもとめずに提供されたお金です。
本来事業からの対価というのは、たとえば福祉のNPOが福祉サービスを提供して利用者から利用料をもらう場合のように、その団体の目的とする事業から得た対価収入を指します。委託事業もたいていこの収入に含まれます。非本来事業からの対価というのは、チャリティバザーやチャリティコンサートなど、団体の本来目的の事業ではない事業から得た資金のことです。
助成金というのは、民間の財団や行政の外郭団体・基金などが、NPOの活動を支援するために出す資金です。一方、補助金というのは、行政が直接にNPOの活動を奨励するために出す資金のことです。
金利等は、銀行に預けたお金の利子や投資収益ですが、資金としては一般的ではありません。