NPO法人になることのメリットというのは、基本的には、団体が契約主体として法的に認められるということにあります。
したがって、団体が契約によって活動を行おうとする場合や、事務所を借りる場合、また、土地などの資産の所有がしやすいというメリットがあります。
また、法的な地位は、外部からの信用を高めることにつながります。
一方、毎年、都道府県や内閣府に事業報告書や会計報告書を提出しなければならないとか、法律や定款に則った運営が必要になってくるなどの事務上の煩雑さは増えます。また、組織変更や住所変更をしたりする場合に、所轄庁への再認証の手続きが必要になるなどの手間もかかるってきます。これらの手間が最大のデメリットだといえるでしょう。
| 主なメリット | 主なデメリット・責任等 |
|---|---|
| 契約の主体になれる | 毎年の事業報告書の届出の義務が発生 |
| 財産所有の主体になれる | 法や定款に沿った法人運営が必要 |
| 団体の資産と個人の資産を明確に区別できる | 一定の行政の監督 |
| 社会的信用をつくりやすい | 法人の運営や活動について情報公開が必要 |
| 事務所が借りやすい | 税法上は「人格のない社団等」並みに課税 |
| スタッフを雇用しやすい | 解散時の残余財産は個人に戻らない |