(16)事業や製品は永続できないことが多い

事業や製品には発展段階がある

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NPOの事業(製品)にも、発展段階があり、寿命があります。

それはNPOの競争環境や、社会環境の変化によってもたらされるものです。たとえば、あるNPOが福祉施設の見分け方に関するセミナーを始めたとします。スタートしたときは、なかなか利用者が増えなかったとしても、ある時期から上手く軌道に乗ってきたとします。そして、利用者が増えていきます。しかし、人気が出てくれば、企業も始めるかもしれません。政府も同じようなセミナーを行うことも十分考えられます。こうなってくると、競争の中で、セミナーの必要性や収益性を問い直さなければならなくなります。制度が変わって、福祉施設に関する情報公開などが進むこともあるでしょう。そうなれば、セミナー自体が不要になることも考えられます。このようにNPOの事業は、以下のようなサイクルをたどると考えておく必要があります。

  1. 準備期:事業を企画・開発する段階です。収入がなく、企画・開発の経費がかかります。
  2. 立ち上げ期:事業や製品の利用をスタートさせ、社会に打ち出していく期間です。事業を社会に普及し、収入を確立していくための経費が収入を上回ります。
  3. 成長期:収支構造が決まった事業として成立し、発展していく段階です。収入も増えますが、社会への普及や販売促進などに経費がかかる時期です。
  4. 成熟期:事業が安定し、成長もそうありませんが、経費も低くなる時期です。
  5. 衰退期:競争が厳しくなったり、社会環境の変化によって、事業の必要性や収益性がなくなり、事業を終了させていく時期です。

消費型モデルの場合は、少し適合しない点もありますが、十分応用できると考えます。

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