(11)NPOの収入による事業モデルを理解する

入門的な5つのモデル

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対価を得られない事業をどういう資金で成り立たせていくか、これがNPOの事業モデルの基本となります。これにはいろいろなモデルがありますが、入門的なものをあげます。まず、「ボランティア・モデル」とでもいうべきものがあります。つまり、そもそも経費をかけないというモデルです。活動にかかる人手をボランティアでまかなってしまい経費が発生しないようにするというものです。ボランティア個人が自分のお金で活動をまかなう場合もしばしばあるので、「持ち出し」モデルと呼ばれることもあります。

「会費・寄付金モデル」は、会費や寄付金を集めて事業の経費をまかなっていくモデルです。若干の集会での資料代などを徴収したりしますが、基本的には会費やカンパなどで事業を支えていこうとするものです。

この2つとは違い、事業の資金を行政の補助金や委託事業に求める事業モデルがあります。「行政補完モデル」とでもいうものです。このモデルでは、自分のNPOが行っている活動は、行政が本来すべき活動であるにもかかわらず、NPOが代行して行っているのであるから、資金は行政が出すべきであるという考え方に基づくことが多いようです。

また、「資金ミックスモデル」では、会費や寄付金、助成金、補助金、対価収入などのさまざまな資金をミックスさせて、一つの事業の経費を生み出していくものです。

最近多くの団体が採用している「事業ミックスモデル」は、組織のもとで、複数の事業を行い、収益の上がる事業と収益の上がらない事業を並立させ、収益の上がる事業からの収益で収益の上がらない事業へ資金を移転して経費をまかなっていく事業モデルです。

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